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計算基礎物理

粒子シミュレーションで再現したミルククラウン現象 (深田直希君提供)
ゆく河の流れは絶えずして,しかももとの水にあらず -計算機を通じて原子や分子の無常を愛でる

我々の周りの世界はミクロからマクロにいたるまで絶えず動きながらその姿を変えています。一見不変に見えるものもよく目を凝らせばそこには非常に多様な動きがあります。我々の研究室では、原子や分子の世界での動きを計算機によって模倣し、それを数理の言葉で理解することを目指しています。コンピュータの世界からダイナミクスの数理を理解し、そこから観測結果に新たな解釈を与えたり新たな実験の提案をすることが我々の目標です。

清水 寧(教授)

更新日 : 2024.04.23