2024年度学部卒 三輪 聖さん

「授業についていけなかったらどうしようと不安に思う必要はありません」
私が思う物理科学科の魅力は面倒見の良さにあると思います。大学の授業はとても専門的で難しく、普通に授業を受けているだけでは、課題に取り組む際に分からなくて手が止まってしまうことが多いです。しかし、先生方が丁寧に質問に答えてくださるだけでなく、授業ごとにTAさんがいて、先生に直接質問しづらいと感じる時でも質問をすることが出来ます。「数学学修相談会」や、「物理駆け込み寺」では、授業外で自分の都合がいい時間に数学や物理の質問や悩みに、先生方や学生講師が答えてくれるという便利なサポートシステムもあります。私も何回か利用したのですが、どの講師の方も熱心に丁寧に質問に答えてくださり、とても助けられました。他にも、オリターという新入生を助けてくださる先輩方もいて、物理に関することだけでなく、履修登録の仕方など、大学生活全般の相談に乗ってくださる先輩方もいます。友達以外に頼れる人、システムが十分にあるので授業の内容についていけなかったらどうしようと不安に思う必要は一切ありません。
また、入学を考えている方の中で、女の子の人数が少ないことに不安を感じている方もいると思います。私の代では10人程度でしたが、人数が少ない分仲間意識が強く、みんながお互いに助け合っているため、とても楽しい大学生活を送れています。
2023年度学部卒 新井 まどかさん

「先生方の手厚いサポート」
大学教授と聞くと堅いイメージ、学生とはかけ離れた存在のように感じてしまう方も多いと思います。しかし、物理科学科の先生方はいつでも気軽に質問に答えてくださります。大学での授業は徐々に専門的な内容になっていくので、授業を一回聞くだけで理解できる人なんてほんの一握りだと思いますし、浅い理解では物理の楽しさに気づけるはずがないと思います。実際、私がそうなので先生方に毎日のように質問(というか雑談)させていただいています。また、物理駆け込み寺も何度も利用しました。先輩方が対応してくださるので、物理や数学に関する質問はもちろんのこと勉強方法や研究室の様子についても気軽にお話しできます。活用しないともったいないです!
私は現在、天体物理学研究室に所属しています。研究室としてはガンマ線を取り扱っている人が多いですが私は地球大気に降り込む高エネルギー電子を取り扱っており、天体物理学というより地球物理学に近い内容の研究をしています。教授の専門分野とは異なりますが、教授の知識量はすごいですし、その分野についても理解を深めご教授してくださるので興味のある研究を自由に取り組める環境に感謝しています。
立命館大学物理科学科での手厚いサポートをうければおのずと充実した大学生活を送ることができるのではないでしょうか!
2023年度学部卒 福島 実さん

「意見をしっかり聞いてくれて、自分の興味関心のあることが見つかります」
大規模校にも関わらず、学生の意見をしっかり聞いてくれるところがよいです。例えば、1回生の授業内で先生方と授業の1コマの半分の時間である45分間の面談をするというものがありました。100人近くいる学生一人一人と45分も面談をしてくれるので話を聞いてくださる機会がありとてもよかったです。回生が上がっても面談の機会は設けられています。また、物理科学科は女子が少ないため、少人数の班分けの際など相談すると考慮してくださることも多々ありました。
専門科目では、理論系の先生が1~2週でそれぞれの専門分野の話を分かりやすく説明する授業があり、また実験系の研究室には4~5週ごとに少人数の班でまわっていくため学生2人に対して研究室スタッフ(先生や助教、TA)が1人以上いる環境で実験が出来ます。物理の中でも様々な分野があるため、このような講義・実験スタイルによって自分の興味関心のあることを見つけることや各研究室の研究内容を知ることができます。そのため4回生での卒業研究の研究室が選びやすいです。